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ビワイチ名物ピザ屋ファンタジスタの「今を翔ける」日記

色々なスポーツサイクルに乗ったりピザ焼いたり。

ツッキー劇場:マイアミでシクロクロスは楽しいなあ〜!からの悔しがって叱られて電池切れて寝た。

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クロクロスマイアミへつっきーと。

前日試走、っと、その前につっきーはかなりコソ練をしていた。200周ほど走り込んでいた。


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バス釣りに超迷惑



マイアミへ前日試走自走で到着し始まりかけていた三船さんのスクールを受けようと言ったら、「すぐ走りたい」と言った。スタコラサッサ走り出した。で、どうするの?トイザラスの激重なんちゃってMTB、激重ホイールKOGAクロッサーとロードに好きに乗らせてきて、結局好きなのを選べと言うと、やはり、

「ロードで行くわ、それが一番走りやすいし速い」と言う。

体格の問題。成長が遅く小さすぎて機材投入の時期が来ない。


日曜早朝、「沖縄あるし速く走ろうとせんでいいからな」とチホさんに送り出される。「ありがと、pizza焼いといて。」まずは試走。自分はちょっと渋いパターン、つっきーは絶好調、試走後に「アイス食べたーい」


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「目敏い」とはこのことよ。


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このフリーダム感、実はこっち系かも。


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M3スタート、混乱に巻き込まれる。どんどん落ちていく、S氏が追いつき置いていかれる。進まない。パワーが出てないわけじゃない感じだけど、アスファルトでどんどん置いていかれる。エアが全部抜けているのをコントロールラインで指摘される。米式バルブが締まってなかったようだ。ツッキーが一生懸命カメラのオベンキョしてくれた。ラストラップS氏とサイン、お互いギリ完走。フラフラ。応援とか声かけてくれた上位カテのおじさんありがとさん。次はもうちょっとマシな走りを見せられるかな。


そして、メインイベントのツッキー劇場。

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楽な子、勝手にスイッチ入って悟空になってる。


グリッドで言われていた。「あれロードやろ。明らかに危ないやろ。」

まあ走りを見てくださいな。


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こいつがこういう状態を何百周も走ってるということを知らないのだから。

知り合いがくれた「かもめチャンス」という漫画の中のエピソードに感銘を受けて有志がいっしょに作ってくれた。

練習というのは細部に分けてすることができるから何キロもの長いコースを取れなくても何かできるはず。一つのコーナーだけやったり木を重ねたり石を置いたり。


やや真面目な話をするとツッキーの場合何度テストやってもみてもロードの方が速い。大人が体重65kgとしてタイヤを32とかならば、体重30kgの4watt/kgで踏める足ならフロント28入れれば面圧は十分。エアは1.5入れる必要がないくらい。押すところはMTBは重くて押せないらしいから関係なし。

フロントフォークは?折れない。ツッキーで折れるなら大人がアスファルトを走って段差の瞬間3Gで折れる。その強度はつっきーに7G以上だが戦闘機に乗るのでもなければ7G以上はかからない。このGだけどカートの全日本、アジパシでずっとテレメトリーにGセンサー付いてたので体が覚えているが5Gなんて突っ込んでバウンドしてもよっぽどでなければ記録したことがない。数百メーターのグラベルを降りると振動で破断するかだけれども何度もやらせたけど折れない。ロードのカーボンフォークはこけない限りそう簡単にポッキリはいかない。その前にベアリングが悪くなるような気がする。


ブレーキはマイアミならロードのブレーキで何の問題もないって言う。まともにブレーキ使う箇所がない。小回りの効くジオメトリとかなんとかはどうでもよいらしく。


レースはレギュレーションに収まっていれば問題ないという考え方。

カートでは左右の車高を変えて走ったり、レインでフロント落として表彰台に上がったりした。フランスのレースの時、朝の公開練習走行でフランス人だけ4秒も速くこれはおかしいってことで大騒ぎになったことがある。曇りウェット、路面温度2℃、調べるとエア入れずに走っていた事実発覚。コーナーが15もあるヨーロッパ型のコースなのでストレートの転がり抵抗低減を全部捨ててもコーナーで早ければトレードが成り立つ。逆の話、ドライのゴムが乗った路面でフロント剛性が高すぎて高速コーナーで抵抗になりフロントが跳ねる。その時はセッティングとしてフロントブレーキを外した。レギュレーションにはリアブレーキ装着義務しかない。


でもまあ、こういう人と違うことをしていて有名になっているようなので全体としてオーガナイズ上の問題につながるようならそろそろシクロクロスに乗せようとも思っている。シクロクロスカーボンならもっと楽かもしれないが設定したハードルを越えるまではフラペ、トークリップ、どこでもロードとしている。安易に楽な機材を与えたくない。



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ついでに自転車でチンタラ走って練習するよりもまずはカートやモトクロスでスピードに慣れると良い。爆走することを推奨している。自分が小学生からオートバイ乗っていたから。不良ではなく中学ではもうモトクロッサーで空飛んでた。ヨーロッパのカート場では子供がオートバイに乗って移動しているのをよく見たしトランポの出し入れをしているのを見たこともあった、良いか悪いかは別として。

お客さんの子どもが乗りたいと言ったら「親にきいておいで」と言ってOKなら自己責任で乗ってろと言う。



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自分は砂場だけに合わせたバイクで来たので乗って走れるが遅い。そして固い部分はとても遅くて大失敗。つっきーは砂場を全部捨てて硬い部分に焦点を合わせたので期待が持てた。こっちがババ引いたのでツッキーはダイヤのエースくらいを引くかもしれない。砂さえなんとか捌ければの話。

エースとアシストで真逆のことをしてみる。成長が早い。区間タイム幾つかに割ってタイヤとかやればいいわけだ。カートでもハーフウェットのタイミングでスリックで行くかはドライタイヤとレインタイヤのラップタイムの境界線を見つけておくことで判断がつく。このコース、自分やつっきーのようなクライマータイプは固いところに合わせればいいのじゃないの?

シクロクロス周回コースのセッティングは妥協、全てで早くしようとせず得意な区間をより早くすれば良い。というのが合っているならこれはレーシングカートのタイムの削り方と極めて似ている。シクロクロスって奥が深くてとても面白い。ロードよりもずっと機材の調整幅がある。


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果たしてレースはスタートした。



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松林へ、つっきーは集団に飲み込まれた模様。が、チラチラ松の木の間から見える様子ではクルリンパとコーナーで抜いていってる。ロードで走っているのに砂のコーナーでドンドン抜いていくのはとても格好良かった。


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先頭あたりで出てきた。全員押しなので軽いバイクのつっきーはむしろ押し区間は早いだろうという予想通りの展開。


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浅い砂はどうするのか?綺麗に乗ってるよ。このくらいの砂地は日常レベルの範囲内だ。


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砂浜の入り口でモタモタするのは想定内。先頭に大きく離され後続に捕まる。体小さいからしかたない。しかし砂浜は昔から日常的にロードで走っている。バス釣りの人の邪魔になるからとケチつけられない今日はフリーダムな日。



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さて、砂浜の終わりを上位で終えたツッキーは「今日はいける!」と思ったらしい。それが見ていてわかってしまった。むしろマズイなあと思った。目が本気モード。今日はピースとか出ない。それは良いのだがギアが回りきっている。ギアというものの意味がやっぱりイマイチわかっていない。有利な区間を活かしきれていない。U15は高学年のトルクが大きい子には絶対勝てない。だが、転がり抵抗が大きく重いMTB相手なら最終ラップターマックの立ち上がりで後ろにいれば面白いことになるというところからの逆算。早く走るためにはすべからく重いギアを速く回すこと、というのもトルク×ケイデンス=パワーだからだ。掛け算の答えの部分が大きければ式の方はどうでも好い。それと、速く走るための3つ。1パワーが大きいこと、2伝達効率が良いこと、3推進抵抗が低いこと。モータースポーツの基本。いつもは黙って見ているが今日ばかりは助けてやろう。「つっきー!ギヤだ!ギアを使え!」と漫画のようなアドバイス。


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ここからの固い区間とコーナーの連続がとても改善された。

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どんどんスピードを上げて抜かれた3位、4位にものすごい勢いで追いついた、のは良かったのだが、追いつくなり待たないでアウトから抜きに行って、コーナー手前でアウトに寄せてきたMTBのハンドルに引っ掛けて横の柵に突き刺さって、前方に発射されて頭から柵に突っ込み柵を壊して止まった。大きな音がしたのでこれは開放骨折したと思った。


倒れるかと思ったが不死身。盛大に横向いたハンドルをオフィシャルに直してもらい元気に再スタートして追い上げたが万事休す。5位でフィニッシュしたらしい。らしいというのはいなくなった。救護に運ばれたかと思ったらちょっと血を流し悔し涙をこらえてトボトボ自転車押して向こうから現れた。

「くやしい」と目を赤くして言った。


とても元気なレースで良かった。エクセレンテ。だが、心でそうは思ったもののあとで叱った。

「よく頑張った」と叱った。

2点ある。

一つは気持ちの有りよう、メンタル。元気なのはいいけど天然すぎる。自転車で走っていない。足で走っているのは才能だろうが考えていない。アイスホッケーが長いからフェンスに顔面突っ込む、流血くらいは慣れている、怪我するのは好いが怪我させないように気をつけるよう。本質的な意味では待つ人はダメだが健康増進と社会学習がお題目の学校スポーツとしては勝負事は教えられない。恐怖心も持ち合わせているようだがロシアンルーレットのトリガーをあっさり引くような部分があるのは勝負事にはとても向いた性格だと思う。

もう一つは実利的思考。「今日はいける日」リザルトを出したいと思ったのならその瞬間から精密機械にならないといけない。レースというもの、仕事でもなんでも同じ、結果が出るときというのはそうそう来るものじゃないから今がその時、""Now, or never" 「今じゃなければ二度とない」その時だと思ったなら針の穴に糸を通すように集中すること。別の日にはピースしながらベッタ走ってもそれはそれで問題ない。ビジネスライクな部分もいる。

ついでにもう一つ、人と違うことしているのだからコケると「それみたことか」と笑われる。自分が正しいと証明したいなら何があっても自分のコントロールミスでコケてはならない。「今にコケるぞ」と思ってニヤニヤ見ている人たち、「ロードの子ども邪魔」と思った人を走りで黙らせたつっきーはとても格好良かった。



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つっきーが超天然で飛ぶように走るのを見ているとワクワクする。とても良い走りだった。


良い走りをしたので帰りの車の中と帰ってからエゲツないほど叱ってやった。


「お前アウトから抜こうとしたやろ、別に普通のことやと思ってる。いつもオレにするからな。コーナーでバイク倒しながら横っちょにくっついてくる。普通はそんなことできないんや。踏んだままコーナーのアウトにつっこんでドリフトして先に向き変えてまっすぐ立ち上がって加速勝負しようとしたな。それはモトクロスやカートのウェット路面でトップドライバーがするやつや。お前のツッコミが速すぎて当たった人お前を見えてなかった。気がついてなかった。お前コーナーのツッコミが子どもにしては速すぎる。ブレーキが遅い(コーナリングスピードが高くコーナーを切り取るように曲がる)、または、ブレーキをかけないで回れないか常に狙ってるから前の人の懐に飛び込んでしまう。周りの人も悪気があるわけじゃないから避けながら走れ。あんなもん、普通の人にはお前がブレーキしないでつっこんだ風にしか見えないぞ。」


できない生徒を叱る=アホ教師
できない生徒を褒めて=善人教師
できた生徒を褒める=凡人教師
できた生徒を叱る=天才(fantasista)が育つ

「え〜オレなんでおこられてんにゃろ?」

ポテンシャル高いから。才能があるからだよね。(笑)


見て盗めないやつに教えても時間の無駄、帰ってギアの練習をもう一回やってわかったらしい。まずはファンタジスタのコースをインナーローで走らせたのが間違い、というか誤算。昨シーズンからここまで進化しているとは思わなかった。アウタートップで走ることからやらせなかった私が悪い。

感性が深化するスピードには時期と個人差があるので見逃さないようにしないといけない。


電池が切れてバタッと寝た。




人間には大きく分けて2種類いる。

「スロットルを開けるのに努力がいる人」
「ブレーキかけるのに努力がいる人」

つっきーは後者なので少し抑えて周りが見えてくると人間的に成長するだろう。


と、いうことは・・・次からつっきーには順位に応じて賞金を出してみよう。自分もカートの時1位とったらショップからお金もらっていた。

つっきーやリクが活躍しだしていることでとても宣伝広報になっている。会社の定款にはレーシングチーム運営が入っている。経費に計上できる。

プロだ。

pizza食べてくれるみなさんもスポンサーであり。ありがとさん。

BICIでpizzaジャージ作らんとな。


レースは人生に似ている。人生はレースだ。一寸先は光だ。


夜後ろからぎゅーっと抱きしめてやった。まだ弱々しく男の子だがもう少ししたら男に化ける日がくるような気がした。


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