FC2ブログ

ビワイチ名物ピザ屋ファンタジスタの「今を翔ける」日記

色々なスポーツサイクルに乗ったりピザ焼いたり。

ちいさなお客様

つっきーが小学校を卒業したらしい。

「らしい」っていうのは忘れていた。のでブッチしてしまった。


fantasista_2015-03-23-11-06-54.jpg



小学校を卒業した春休み、小学生でもなく中学生でもない、そんな春休み。無職?フリーター?


「レンタルロードバイクしてみようか」って、言ったそばからシューマッハー!


マッハでこどもたちがやってきた。


 ひとりはロード持ってきていた。うん、良い感じのだ。アンカーのカーボンバック5700系105組。をもらったんだとか。まだコラムカットもしてないサラピンに近いぞ。


「あの、三本ローラー乗ってみたいんですけど!」


「は?」





どうもこれらしい。



「ちょいちょいちょい!この子はいいとしてみんなロード乗ったことあるの?」


「ナイー×3」


「(おい!)じゃあ、まずは地面からいってみようか。。」


「はーい×3」


「よし、好きなの選び!」


「うおー!!×3」



fantasista_2015-03-23-11-25-40.jpg

 と、駐車場兼シクロクロスコースをサドルの高さをつっきーに下げてもらってとっかえひっかえガンガン走るのであった。で、そのまま三本ローラーに乗りたいと言ったので教えて少し補助したら呆気なく乗れてしまうのであった。


おっさん達は「ロードバイク」ってなると煮詰まってそればっかり仕事みたいにやって「やらねばならない病」って仕事みたいなストレスとためてしまったりするものだが。


こどもは柔軟性が違う。

遊びはすべて同列!



fantasista_2015-03-23-16-17-12.jpg


ロードでそこら走る→森を走る→弓矢する→ローラー乗る→ボール投げる→巻きを割る→公園へ行く→おやつ食べる→のローテーション(笑)


誰かが三本ローラーを乗っている横で切ってきた竹で弓矢を作っている人がいたりクオリティ高い。


天才的行動であります。


ただシビアに見ている。外国製の上等の斧だから歯が抜けるなんてことはないが、うちにある刃物は本物だから当てると怪我する。持たせちゃダメな子には持たせない。この子たちは刃物の使い方を知っていた。


一度大手塾のコンサルに呼ばれて各校舎の教室長が20名ほどいるところでしゃべってきたが、勉強教えながら彼らが課外活動でやりたいのはこんなことらしい。民間教育・受験塾がむしろ学校教育化してきているってことがある。


謎のローラー教室(笑)

いきなり三本ローラーからやる自転車教室ってあるのだろうか?そこは謎仕様。。


fantasista_2015-03-23-11-07-29.jpg

やり方を教えている。すぐに先生的ポジションからは退避


fantasista_2015-03-23-11-12-14.jpg

そしてつっきーの実演と最小限のサポートで放置。

大人が環境の特異点になって仕切るとよくあるスクーリングになってしまう。


するとすぐにできてしまった!


fantasista_2015-03-23-11-11-14.jpg
fantasista_2015-03-23-11-05-27.jpg
fantasista_2015-03-23-11-26-32.jpg
fantasista_2015-03-23-11-26-50.jpg


「すごいな〜、すぐできたな〜、若いからだよ。大人は先にコケること考える。」


「若いって良いねえ〜!!」


「アンタらが言うな!」by ちほさん



遊びの天才=ファンタジスタである。


ファンタジスタってのは単にドッグランの名前、自転車のチーム名じゃない。


 「ファンタジスタ」は人に対する呼び方として頂いた。「クリエイティブである」「ポジティブである」「チャレンジ精神がある」「勉強でも学芸でもスポーツでもひとつことを極める」「嘘偽りがない」「動物や人に対する愛がある」「少数派であれ、自分の道を進め」などなど。わかりにくいので誰かに例えると、そう、イチロー選手かな、「心技体に自由自在でクリエイティブなプレーをする天才」ってことでファンタジスタと言っている。だから、その人が「自分はファンタジスタだ。」って思えばファンタジスタ。

と、いう意味では

こどもはみんなファンタジスタ=遊びの天才


と、そこへ弱虫ペダルが登場した。


fantasista_2015-03-23-17-07-28_20150324050342301.jpg


いつまでも勝てない弱イズミくんである。

沖縄で2メーター刺されて山岳取れなかったピエール・ローランくんである。

毎度目の前の落車で途中下車する練習番長くんである。


「うおー×4」by一同


(ハイハイ、崇めなくていいから。こいつは初心者よ。)


次同じことしたらGDRメテオからドッペルギャンガーにスイッチします。



で、弱虫ペダル大好きなみんなで裏山へヒルクライムへ行くことになった。


「弱虫ペダルのアニメ、あれつまらんよな〜(漫画より)」by こども

「アタックされてから30秒もしゃべってるとかありえんし。高校生なら1km1分8秒やで。」 by りく

先生、「つまらん」って言ってますよ。あれ見て泣いてるオッサンはなんなんだ?


fantasista_2015-03-23-13-09-35.jpg


ツッキー先頭の隊列?

(私+リク=62歳+童5人=60歳)/7=アベレージ17.4歳の隊列


 10%軽々。けっこう登る。当然、巷のホビーのおっさんよりスポーツやってるこどもの方が登れる。パワーウェイトレシオ高いから。こどもをなめたらダメだとわかる。「大人の人ってなんですぐに疲れるの?」って。普通に運動能力が高い。登り棒なんて両手だけでスルスル上がっていく。


10%から最大勾配18%をみんなで登りました。

初心者の大人を連れてくると大抵バタッとコケる坂である。


fantasista_2015-03-23-12-46-01.jpg

リクと18%アタック競争したら負けた。当たり前か。

730Wでは全く付くことすらできず。




「もう一回行こう!」


fantasista_2015-03-23-12-55-48.jpg

雪が舞う中薄着でなんどもなんども登るこどもたち。



fantasista_2015-03-23-13-03-54.jpg

今日の日のことは一生の思い出になることでしょう。



fantasista_2015-03-23-12-55-42.jpg

自転車は裏切らない。自分が回した分だけ登ってくれる。

高いところへ連れて行ってくれる。



カレーは飲み物タイム

fantasista_2015-03-23-13-24-11.jpg

ガンガン食べていました。

そして遊びのローテーションはまだ続く。



 そして夕方になり一人の子が塾に行かないといけないからそろそろお開きとなった。よくこういうロハスなところの人は「勉強なんかより自然を愛して」って言うけれど予備校講師をやってきた経験からそんなことは言わない。勉強は大事だ。


(勉強+遊び)×天才=?

答えが「天才」になるのではなく、勉強と遊びを足してしまう、そして天才で掛け算してしまえばよいだけのこと。

21世紀中盤から後半を生きる人は「生命力」が試される。

絵を描くように数学を学び、歌を歌うように語学を学ぶ。

物理のようにスポーツを勉強し、語学のように漫画を読む。

経験上、数学や英語がめちゃくちゃできる人はのめり込んでいる。



中学生から高校合格の知らせの電話がわざわざ入った。最近なんでもFacebookで、電話すらしない世界になってきているので声を聞くというのは良いものだ。

「北桑田高校受かりました。」

中一の時から聞いていた。自転車競技部に入るはずだが北桑田といえば全国屈指の強豪校。ぜひ頑張って強い選手になってほしい。



別れと旅立ち、そしてまた新しいことと、出会いの春である。


帰る前に一仕事頼んだ。

2階にあげたパーツケースの棚が洗って置いてあるが80段ほどもある。

一人で運べばかなりの労力がいるのでみんなに頼んだ。


fantasista_2015-03-23-16-55-28.jpg

今週のビックリドッキリメカの登場である。



fantasista_2015-03-23-17-37-49.jpg

一瞬でカタがついた。


これって便利屋を呼んでやってもらうと出張手数料込みで6千円くらいはかかる作業。

つまり「こどもは半額」ロードバイクレンタル料はちゃんと自分の労働で支払って帰ってくれたってこと。

これでいいのだ。




自転車は最初に遠くに行ける乗り物である。

そして一番自由に遠くに行ける乗り物である。

皆いつかは東京やNYにまで行くことになるだろう。

そんな時に自転車で強くなった経験がかなり役に立つのである。

女の子は勝手に女になるのだろうが、男の子は冒険をしないと男にはならない。

自転車は面白い。激坂、男の子が男になる瞬間が見られるから。


fantasista_2015-03-23-17-07-34.jpg

自走くんは京都の家まで途中峠経由伏見まで40km90分ジャストで送迎後の車と同着というリザルト





fantasista_2015-03-23-13-52-09.jpg

美味しかったです。でも、こんなに高そうなものを。むしろ鶏肉500g450円で結構です。(笑)



 今夜は細い上弦の月がゆっくりと満ちながら森に薄明かりを落としている。

ドッグラン駐車場兼シクロクロス場の一隅、光が届かない木立の暗闇の中、鹿の親子が歩いている。

春の鹿は孕んでいるので餌がたくさんほしい。さっき料理して出た野菜の切れ端やあまり甘くなかったオレンジを投げた。

母鹿が一声嘶いた。

空を見あげると月は消え漆黒の闇から大粒の雪がふわりふわりと落ちてきた。


今日は逆に良い勉強になりました。





自転車ブログ ロードバイク
自転車ブログ 親子サイクリスト
にほんブログ村



にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村



0 Comments

Add your comment