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ビワイチ名物ピザ屋ファンタジスタの「今を翔ける」日記

色々なスポーツサイクルに乗ったりピザ焼いたり。

大きく乗るポジション

(すべてのポジション画像拡大可能)


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ポジションを悩んだ結果これを基本にすることに決定

GOKISOさんから1週間ほどお借りしてテストした38mmクライマーワイドクリンチャーについては別の記事で書く予定。



去年まで小さく乗り過ぎていた。(小さく乗るというのは小さいフレームに乗ることではない。)


利点は瞬間パワーが出る。

 鈴鹿のエリート7分後半から8分で7周回のインターバル、40kmくらいなら楽に先頭集団で帰ってこれる。

欠点は100キロ以上のレースでもたない。

 沖縄のような長いレースではマネージメントできなくなり全てが枯渇し突然詰んでしまう。


沖縄210kmをKOGA KIMERAでDNF、140kmをメテオスピードでDNF、突然死してしまう。140キロの時はひどかった。さっきまで先頭集団が前に見えていて集団内でしゃべっていたりスタート前の女子国際に手を振ってたのにフクガワ2回目登ってアップダウンしていたら突然全く漕げなくなった。「なんとかせねば」とゼッケンの安全ピンを外して針治療したが持続的効果なし。最後は100wattになって数分で最終関門アウト。


フレームの問題ではない。距離に対応できていない、というか高出力を何回も瞬間的に出し過ぎという検証結果。補給の問題かと思って70km山間周回を14周(1日2周か3周)したが問題無い。



間違っていたのは乗り方。

フィッティングというよりは乗り方。


仮説を立て、写真で検証、ポジション変更し実際に乗ってみた。

バイクはKOGA(A-hor531mm)とGRAPHITE(A-hor530mm)

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違うフレームだが大まかなサイズはほぼ同じとして考えた。




(図1)

(赤い点は関節、青い点はおおよその重心イメージ)

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元のポジションは基本が楽なポジション、なんかオサレだ。


(図2)

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だがこれは頑張ってしまうとこうなる。

「固定ローラー乗り」しているとこうなるという悪い例。


左:

 まずはライダーのうんこスペックを確認、腰椎周りが硬いので骨盤を立てると全体が立つ。「骨盤が立てられない」のではなく、「骨盤を立てて腰椎から体を折ること」ができないという意味。一方、骨盤を寝かせるとさらに前がせまくなり収まらない。この状態で前傾しようとするので背中をしならせ、肩甲骨を開いて(開いているだけで使えない)肩を落としている。背中側がきついのでお腹の力を抜いている。赤い点の内側のスペースを見るとわかるが「ちいさい」これを「小さく乗る」と言うことにする。利点は体を縮めて使うので爆発力がある。短い登りやインターバルがやたらと速い。ヒンキャクなのに腕で引きまくってこれで900wattも出ていた。ただ、小さく固めてバチバチに踏みおろしているので前側の速筋を即金で支払ってしまうため、「チン」したらどうしようも無い。売り切れると100wattが辛くなる。(笑)特に足を伸ばすための内側広筋(膝の内側の盛り上がり)が沖縄の後一月もおかしかった。もともと瞬発力がある人は良いかもしれないが、ジリジリいくタイプの自分には全く向いていない乗り方だった。


右:

 勾配がつくともっときつくなる。ここ数年なぜ登れなくなっているのかの根本原因はこれで正解とみた!重心がそのまま後退しペダルを踏むと体がめくれ上がる。そこでここから無理やり前に座る。それを腕で引く=無駄な酸素を大量に消費。サドルに押し付ける=ケイデンスが上がらない。リラックスしていない(体の使い方が硬い。)=ケイデンスが上がらない。後ろ加重がきつくなり後輪が重くなるオーバーグリップ状態。


太っていないのにすごく太って見えるので・・・

命名:

団子乗り




「骨盤を立てる、寝かせるという話」になると必ず「ヤマメ工房」堂城賢さんの話が出てくるが誤解してはいけない。あの方は体の柔軟性が極めて高い。MTBやシクロクロスの人は「ロードに乗らされている」状態で走っていない。動画を見れば気づくが骨盤を立てて腰椎からペタンと折ることもできるし、骨盤を寝かして乗ることもでき選択している。あえて骨盤を寝かせているのだ。決して片方しかできないのではないとわかる。彼の説明や実演の方法がパラドキシカルなので「ハテナ?」ってなる人が多いようだが言っていることは説明不足はあっても理にかなっている。ロードバイクの工学を説明するのにあえて他のスポーツなどで置き換えるところがとても面白い。

 自分が行き着いたのが「オジギ乗り」なのかはわからない。参考にしてポジションを出したのではなく動画を見せてもらって思考方法が「似ているのかな。」と思った程度。自分は「骨盤立てて直角ペタン」もできないし、「背中真っ直ぐ」もできない。

だから、その中間の「弓乗り?」なのかもしれない。


 そもそもこんな山がちな国でロードバイクだけ乗れてMTBで30%の坂が登れない国民というのも珍しい。階段まっすぐ登れないのにペダリングを語る人って難しい。自分はとてもストレートな人間なので「ダンシング教えて」って言われたら「階段飛んで上がってみたら」と言うし、「日本人がなぜ英語ができないか」を説明するのに「国語ができないからでしょ」と言う。パラドキシカルなのだ。だからこれまで私に習った生徒は海外に行く人が非常に多かった・・・


Paradoxical(逆説的)


当たり前の方向からではなく逆から考えを進めていく。
通常とは逆の言い回しで物事を説明する。


パラドキシカルな言い方がわからない奴は難しい。「楽しんで」と言われて本当にエンジョイしちゃう奴。「死ね」と言われて本当に死のうとする奴、いきなりやめるゆとり社員。

それにものの教え方には「先に手品の答えを見せてしまう」やり方が横行しているが、最も「学ばせる」ということに関して本格的、本質的なのは「遠回り」「ヒントを与えて答えを教えない」「あえて説明不足でやめる」「自分でやらせる」だ。それが感性を進化させる。なぜそれが必要なのかというと、自転車に乗るときは独りだから本当に学んでもらおうと思えばそうなるはずだ。電車の乗り方とは違う。ポジションは特にそうだ。ポンと出してもらって終了というものではない。だから奥が深くて面白い。予備校講師をしてきてわかりやすいテキスト、授業作成はハイレベルであればあるほど簡単だ。良い授業というのはむしろ悩ませ混乱させ破壊し作り直す授業だ。日本人は受け身、従順を強いる文化なのでディスカッションに向いている人は少ない。この話もまた今度。


ポジションについての「学び方」そのものをも含めて


「心技体を大きく」

を言っている。私はJapanese spirit, western knowledgeな人間なので息子にはそう教える。

大きく乗るというのは技術だけの話ではない。教養とスピリットの話でもある。

勝者の条件はテクニックでだけではなくスピリット、インテリジェンスも含む。

話が逸れているようでそうではない。ものをチガッッタ方向から見る。見方を変える。

パラダイムシフトを伝えたい。


THINK DIFFERENT - Steve Jobs








雨の日ちほさんと一緒にポジション出しをした。

一言、

「最近体硬なった?!」


正解です。悪い筋肉つけてしまいました。


我が家のフィッティング

CHIHOFIT(嫁フィット)

冗談じゃなく本当に体のことを知っている。

プロフィール:

体育系専門学校卒業
スケート選手
カートメカニック
フィットネスインストラクター

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筋肉のことをよく知っているし、自転車と似たような動きのスケートを知っている。オリンピックカナダナショナルチームの合宿に行ったりした。そしてカートのメカはホビーじゃなく全日本選手権までやってくれた。アライメント、剛性バランスや重心バランスに詳しい。エンジンの積み替えは7分でやってくれてた。機械いじりが好きというこんな女はかなり珍しい。


新しいポジションのテーマ

「大きく乗る」


=体を大きく柔らかく使って回転を上げる乗り方。

「柔よく剛を制する」

瞬発力ではなくマネージメント力を上げて伸びのある走りを目指す。

マネージメントとは「勾配変化」「速度変化」への順応

一発はないが体ができるだけ長くもつ(痛みにくい)ような方向性


(図3)

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全体に赤い点の内側の範囲が大きくなっている。
ブラケットから下ハンドルに変えた時に「ストン」とそのまま落ちる。
窮屈なところがなく楽で下ハンドルでクラウチングと取った時には下でコラムにずっとアゴを乗せてられる。
ケイデンスが170rpmまで回るようになった。
平坦36-21、140rpmで30km/h以上、170rpmで36km/h以上出た。
後ろに荷重が薄いので回転が楽に上がりやすく50km/hまでの到達が速い。
4つのポジションの全てですごく楽、頭を支えないといけないということもない。
肩甲骨周りがリラックスしているのに背中が落ちるのが不思議
平坦を巡航すると明らかに空力が改善されている。
体が前に出ようとするのでブラケットを引いたりしがみつくことがなくなった。
ロールセンターが低くなりコーナリングが安定した。
重心位置のコントロールがしやすく(広い?)ピーキーさが消え安定性が増した。
加速力は出にくくなるかもしれないが失速力(笑)は低下するだろうというのが狙い。
踏まないで回すバイクなので回し続けられるかか心配、今の自分では難しいだろう。




「加速」「維持」「失速」


物理の法則だからカートでもスケートでも陸上でも何の世界でも同じだろう。


では失速しにくい、特に上りでの失速を少なくするには?

坂の勾配を下げる。

=太陽を半分にカチ割る、フレームとタイヤにヘリウムを入れる。重力制御装置、以下略。


坂の勾配を下げることはできないか?

できる。つまりは路面の摩擦抵抗を下げ巡航性能を上げるか、接地圧、リアのグリップを下げ転がり抵抗を下げるか。


自分が登るところだけ路面を再舗装しましょう。

ヒルクライム決勝日の朝20kgのうんkを出す。



さて、得意のやつ

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ヨーロッパのカートは路面を歩くと足がくっつくほどのオーバーグリップになるのでグリップを逃すセッティングをする。グリップを逃がして転がり抵抗を下げるのだ。夏ベタベタの路面を走らないといけない時イタリア人のメカに言われた。「コーナリング中に完全にスロットルをもどして惰性でコーナリングしろ!」「え?」ロードバイクと同じコーナリングの仕方、日本じゃありえない。どうしてかと言うと、グリップが高すぎるので踏むとトラクションを路面に全部食われてエンジンが死ぬ。自転車で言えば踏みすぎで足が削られる状態。

だからといってブレーキで止めてトロトロコーナーに進入するとゴムカスを拾ってしまってストレートで切らないといけなくなる。だから基本的にオーバースピードで入っていきライン上のラバーグリップで減速することになる。それがカート。それほど路面の抵抗は走りに影響する。自転車も神領域の人は同じようなことをしているだろう。フレーム、フォーク、ホイールの横剛性のしなりをためてコーナリングしている。この領域で初めて「マッチング」とかの話が意味を持つ。自転車のコーナリングの話はまた今度。



ヨーロッパから外人のトップドライバーが来る鈴鹿のワールドカップの時には日本にしてはかなりゴムが乗る。日本人の全日本底辺ドライバーなんかはオーバーグリップなのに踏めばいいと思って向きが変わってないのに早めに踏んでしまう。

「ま”ー」

って言って失速してるwwww

そして立ち上がりで

「ポンポンポンポン〜」

ってスカスカの立ち上がりをする。

なぜそうなるかというとそれは簡単、路面に取られてフロントが入らず舵角が付いている状態で踏むから。


さらに、それを誤解して「立ち上がらない」とギアを軽くする。(カートは固定ギア)

それでもロー側に振ってるんだからさらに酷く

「ま”〜〜」www


これって筋力あろうに登れない奴が軽いギア入れてそれでも全然登れないのと同じジャマイカ?

オーバーグリップで転がり抵抗を自分で増している。=体重をリアに乗せて登ろうとしている。

に近いとも言える。自己責任で質量の借金しているという点で。


しかも、最高速はギアの分だけさがる。インナーローで「テンテンテンテン」走ってるのと同じ。

「ヒルクライムは軽いギアで楽に回す」と勘違いしている人が多い。違う。「重いギアを軽く速く回す」方法を考えるが正しい。


これと同じ間違いを自分は自転車でしていたと気づいた。


ヨーロッパのドライバーなんてリアの荷重を抜いて「キーン!」って重いギアで軽く走っている。


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10年ほど前だったかの鈴鹿、ジュール=ビアンキ(11)の10代の時、この日優勝

この時10番と11番がつけていたコンピュータ(サイコン)が自分のとこにデータ入りで来た。データ見て驚いた。エンジン回転が路面に全然食われていない。回転の上がりが早い。つまりはタイヤとエンジンにやさしい。「維持性能」が高いので後半タレない。



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実際少し登っているので前後バランスが後ろへ行くがミューが高く影響は大きい。進みにくいヒルクライム状態、完全にリアのオーバーグリップで曲がってないのに踏んでる。カートが左に行こうとしているのに右に切ってアンダーステア。路面のラインとトレースが違う。これは自分で激坂を作り出している「坂道職人」であります。へたっぴです。イタリア、サウスガルダのこのコーナーは抜いて前後バランスで回る。岩崎くんあの日が懐かしい。Super GTドライバーか、時間が経つのは早い。



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オーストリーでイタリア人にマジギレいかれてるの図

覚えている。「ブレイク!タック!ターントガス!」って。「ブレーキ、惰性で曲がって曲がってから一気に踏め」「ハンドルなんか勝手に回るだろ」って。

「お前は自分で路面にへばりついているから遅いんだべ!」

「坂道職人」である。

イタリア人って本当に怒鳴るよね。それだけ本当に速く走らせようと必死。

自分でも周りにそうするだろう。

「DNSしろ!走っても意味ない。」

信じてみたら予選ファステストで驚き。



踏んだら重い、なら踏まなければ良い。

しかし、速く走るためにはすべからく重いギアを速く回さなければならない。これ真理。

それはヒルクライムで瞬間的加速を犠牲にしても良いならできるだろう。





それを検証してきたと言える動画がある。カートも自転車も同じ物理だ。





イタリア人の教えでコーナーで全く踏んでいない。人よりギアが重いので踏めない。ロードバイクと同じ曲がり方、アクセルを完全に抜いて曲がっている。リアの転がり抵抗が下がってから踏んでる。自転車と同じで重いギアを速く回すためには加速を犠牲にしなければならない。だからコーナーで渋滞作っているし、ブレーキングで奥まで行けないからさされている。その代わり伸びが違う。陸上の100メーターの選手と200メーターの選手の違いだ。ストレートでキャブレターを少し塞ぎ気味にしてガスを送っているのはストレート中盤ガスを濃くするためと冷やすためだ。自分は異端児だ。人と違うことをやる。プッシュしないとなにも得られない。賭けるということは失ってもいいということでもある。

この経験で「転がり抵抗を下げること」と「接地圧を下げる(上げすぎない、オーバーグリップを避ける)ことで「巡航性能が上がること」と学んだ。競技は違うがそれは息子たちに伝えている。


皆が良いホイール買うから、皆がカーボンフレーム買うから、ショップ店員が良いって言うから、そうじゃない。道具のとっかえだけで速くはならない。「なぜ?」が重要、結果に飛びつこうとするのではなく、プロセスを学ぶこと、自分でやって失敗することほど面白いことはない。


自転車もモータースポーツだ。人間というエンジンを乗せた機材スポーツだ。人間は直列2気筒可変トルク可変点火時期エンジン、モータースポーツを長くやってきて最終的には人間というエンジン機関のすごさと類似性に気づくのだ。機材スポーツは道具の使い方である程度はうまくなれる。だからホビーレベルで遅い人は健康体なら「太っているから」「体重が重いから」とかではなく基本的に感性が鈍いと言える。





では嫌な意味の「坂道売り切れ職人」にならなくていいためには?といろいろやってみたことを次に。

登りが早い人って皆すべからず勾配変化に鈍感なポジションや乗り方じゃない?


登れない人って恐ろしく勾配に敏感じゃない?


「登りは後ろ乗り」なんて言われたりしたので、2012年かな?わざわざ富士山まで見に行って出に行って確認してきた。


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こんな乗り方できたらいいけれど自分にはこのポジションは取れない。

体後ろにめくれない乗り方。こんな勾配でも重心がバイクに乗ってる。体折っているのに懐が深い。仙人だ。


沖縄で増田選手と写真を取ってもらおうと声をかけた。

「今日なんかあるんすか?」

やっぱり仙人だ。本物の勝負師は違う。レース前日に動じてない。心技体だ。


ホビーの人って精神不安定でふらっふら、逆に躁状態になってワケワカメ。で、「DNSしろ!」が毎度出る。そして去っていく、みたいなw パラドキシカルな言い方だ。翻訳すれば、Cool down, if you want to race. 「落ち着け」である。






勾配変化に鈍感なポジションかどうかを考えて調整した。



(図4)

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(図5)

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(図4)に勾配をつけて重心を確認


(図6)

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(図7)

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(図6)に勾配をつけて重心を確認


このポジションだと勾配変化に鈍感に(登りでも軽いままに)なるのではないか?


この仮説を150メーター10%の坂を350watt(6watt/kg)巡航で15本登ってみて検証した。




シッティングは良い感じだと思うのだが。

ダンシングも巡航維持しやすいし良いけどまだ慣れない。


自分が今回考えたことにはたくさんの間違いがあるかもしれない。でも目の前が開けた感じがする。まだまだ知らないことだらけだ。




「ビビっ」とヒントを受けインスパイヤーされた人はこの人アリソン=フィリックス。後半の伸びと巡航性能が違う。このレベルでなぜ?





自転車ではなく全く違うスポーツを引き合いに出すと逆に気づかされることが多い。

たった200メーターに全てを賭けるというのは孤独だろうなあ。

If you don't push, you don't get anything out. --- Allyson Felix






陸上短距離100mは「反応1%、ブロッククリアランス(最初の一歩)5%、加速64%、最高速の維持18%、減速度減少(タレ防止)12%」とカールルイスのコーチであったトム=テレツ氏が言っていた。「速度維持とタレの遅延」をマネージメントすることで区間アベレージが上がる、それは根性ではなくて技術、うんこレベルのヒルクライムでも「加速エネルギー」をノイズによって失わないでできるだけ維持する走り、後半落ちない走りは重要だろう。

黄金のタレの原因は?

「筋肉の緊張」


テレツ氏は「筋肉を弛緩させることでタレを遅らせられる」と言っている。

陸上競技をしている方には当然の話かもしれないが、目からうんkうろこ、とても難しいことだと思う。


上の記事で

「自分の脚質からは加速が良すぎる」

「突然足が売り切れる」

「体が硬くなっている?」


自分でちゃんと全部書いていることに気がつく。


これに気をつけて自転車で200mから400mのインターバルをすると似たような結果が得られる。ただアマチュアは維持、タレをうまくマネジメントできない。

プロ同士で後半が強いというのはとんでもない話



ではもう一度



50mならフレイザープライスの圧勝、300メーターならフィリックスの圧勝・・・か?200mのスペシャリストが100mのスペシャリストに勝った。ベストスタートではなかったがフィリックスの場合グッドスタートでOKなのだ。その点カール=ルイスと似ているのだろうか。


これを見てアリソン=フィリックスのファンになったらLONDON 五輪200決勝を見るべきだ。


重いギアを軽く速く回しているとわかる。



そこで「もし、アリソン=フェリックスのようなスプリンターがロードに乗るなら」と想像してみた。

おそらく、最強スプリンター、ジョルジア=ブロンジーニのバイクが参考になるだろう。


Pro Bike - Giorgia Bronzini

53-39 / 11-28で超級山岳を登るだろう。

重いギアを速く回せる人たちはケイデンスの調整幅が広いのでワイドでOKなのだろう。JAPAN CUPに来る外人なんかはそうではなかっただろうか?

 最近巷でクロスギアが流行っているけれども、あれは軽いギアでカチャカチャお戯れするものではない。低負荷サイクリングや、グランフォンド走るなら自分ならワイドが良い。ヒルクライムで限界まで追い込むのにはクロースはとても良い。でも練習しているが自分の足ではとても回しきれない。一方、低負荷走行ででクロスギアをチャラチャラ変えても、マニュアルミッションのスポーツカーのシフトを街中でチョロチョロ変えるのと同様の効果くらいしか期待できない。






運動エネルギーの維持に関するこの記事の考え方はGOKISOホイールのそれではないだろうか。


バイク重量7.8kg、加速性能に特化した1100gもないホイール装着より2.5kgも重い。なのに「後ろから押されたように登りつづける」のだ。こういうのは頭でっかちになって自己弁護的な持論を振り回しても仕方がない。「速いが偉い」の世界だ。データ上速いんだから認めざるを得ない。

今度はそこに論点を絞って書こう。



(図8)

比較

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左はペダリングで体がバイクとともに前へ行こうとするイメージ、右は浮き上がる。
左は上半身に余裕があるので足が勝手に上がる。右は窮屈なので自分でブレーキをかけている。
左は1時あたりから踏み巻き上げで疲れにくい。右は真下に踏みおろし足を筋力であげる。
左のほうがずっと前傾はきついのに辛さがなくコラムにアゴがのせていられる。右はこれで限界近く。
左はなぜか首が楽。右は首の後ろに負担がかかる。

トップチューブ長さもサドルの高さも同じ。ステム長くして大きく乗る方が良いと考えた。

ただ前回にも詳しく書いたが、「ステムは長さ」ではない。「長さと高さのバランス」が重要。だから、ステムの長さをまず決めてしまってコラムの高さを変える必要が有る。これが自分のやり方、「コラムの高さより長さに神経がいく=?」「腕の角度で長さを先に決めて高さで微調整する=好み」なぜその順番なのかの理屈は明快。フィッターなら誰でも言ってる。ステム1センチとコラム1センチならどちらが脇の角度がより大きく変わるのか。加えてコラムスペーサーの方が細かい。2ミリ単位で長さの違うステムなんてDEDAもどこも作らない。当たり前である。


落差は左のチホフィットでこれでも5センチ程度しかない。落差でレーシングポジションを出そうとする人がいるが、自分はそうは思わない。要は体の被さり方の問題だ。右をクリンと時計回りに少し回せば左に近い体勢になるだけのことだ。もう少しだけ落としたい。FSAのトップカバーを8.7mmにするか。


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早くなりたい。しかし自分はそこそこでよい。優秀なテストライダーでありたい。「乗鞍60分3年で切らせる」と約束したから。アシスト、サクリファイスというポジションが教師である自分には向いている。理詰めでつまらないと思われるだろうが。


(おまけの話)

 転がり抵抗が高い路面を求めて近所のカート場へ。全日本のテストしていたのでパドックをチャリチャリ。普通は摘み出されそうな。練習走行後コース走ったろうと思ったが・・・ウェット残ってる。。見覚えのあるメカニックが「ペコッ」と挨拶してくれた。


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 懐かしい。2000年全日本選手権。思い出のレース。「コンピュータ外して感性で走れ」と無理なこと言われ「面白いことを言う人だな」と全部外して感覚のみで走った。そういう高いハードル、ロシアンルーレットを出すチームオーナーだった。タイヤがなく練習は前日2秒遅れ。エンジンは皆3から5機なのに自分1機のみなのでたくさん練習できない、エンジン屋さんがとても良いのを出してくれた。壊せない。フレームがへたってオーバグリップでヨレすぎるので、アウト側の車高を上げて走った。それに悪いことにヤクザの息子に練習で当たったらボコボコにされ、ピットロード走るたびに妨害こっちも切れて轢く勢い。。それが決勝日タイヤを替えたらいきなり爆速の先頭争い。3番手で走るが抜かれて4位。レース後2歳くらいだったりくとコースを歩いた。

ヤーサンにはヤーサンのメンツがあるので面と向かっては謝れないが認めていたそうだ。当たった子は医学部を目指すと言い、その弟はしばらく全日本やワールドカップを走っていた。表彰台を行った人はZENT セルモから移籍して今年からデンソーコベルコに乗る平手選手だ。

チームオーナーはこの時のロシアンルーレットで認めてくれたのだろう。ヨーロッパに行きたいと言った時も「外人のメカで思いっきり走ってこい、ワハハ。」と言った。

今自分はりくに同じことをしている。「重いホイールで練習、レースも出なさい。」「あえてローハイトで行こう」「このレースはDNSしなさい。」「自分で何ヶ国語か学びなさい。」すべてはメンタルを鍛えるための帝王学で自分の親父が自分にしたことだ。苦境というのはなければ造り出せばよい。

火をつけてその中に栗を放り込んで素手で取ってみるように言う。

火に手を伸ばせばそこに火はなかったとわかる。それが伸びしろをつくる。




りくも高校卒業したら自転車でヨーロッパ行って同じ景色を見てきたらよいと思う。


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「人間が大きくなる。」

固定相場の時代にアメリカ大陸横断した親父がよく言っていた。


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大きくなりすぎた。(笑)

親父が言う。

「お前のやり方はある意味りくにめちゃくちゃ厳しい。」

「だが強い人間を育てるのはその方法しかない。」



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自転車なんて漕いでるときは独りだ。

自分が漕いだ分だけ進む。

それ以上でもそれ以下でもない。


孤独を愛する人間には非常に向いている。


孤独で強い人間、独りでも虎穴に飛び込んでやり続ける人間、こういう人間は5人で20人分の大きさの力を持つだろう。大きな走りをしたいならば詰まるところ人間的に大きくなければできないってことだ。


If you don't push, you don't get anything out. --- Allyson Felix


Ride tough, now or never!


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