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ビワイチ名物ピザ屋ファンタジスタの「今を翔ける」日記

色々なスポーツサイクルに乗ったりピザ焼いたり。

行くも帰るもヒルクライム

ちょっとしたことで「うふ」っとなって、楽しくなることがある。そんなことってない?

今日は移動日、京都の家からファンタジスタまで自転車生活、先週末とは違って、12℃と子緩んだので走っているとポカポカしてきた。交差点でジャケットを脱いでいると車が停まり声をかけられた。「道わかります?」ちょっと反応できなかったのは、カップルの彼女さんが可愛らしかったからでもなく、「ナビやスマホがあろうに道を聞くとは今時珍しい」と思ったのでもなく、「こんなロードバイクは声をかけやすいのか?」と思ったからでもなく、彼氏の方がすごく男前だったからだ。「タレントの、ほれ、ほれ、ほれ、ほれ、あ〜、わからん」と思ってしまった。「祇園」へ行きたいと言う。彼女さんがお店の地図かなにかの紙を持っているのも微笑ましい。外環状線にいたので地元では小学生レベルの質問、だだ、「なぜこんな場所へ迷い込むのか?」と言えば、おそらく、大阪から阪神高速8号京都線で終点「山科」(やましな)まで来てしまったおっちょこちょいなのだ。京都は電車で来る町だ。駐車場は高いし路上駐車は絶対出来ない。互い違いの一方通行にも不慣れな人は戸惑う。でも、わたくしのような強者は祇園であろうが、木屋町であろうが車で入っていく。今はチャリなので京都の町は車より早い。ドライブデートの罠、「京都行こうか?」というノリで到着したのは山科、この「山科」というのが府外の人にはとてもイメージしにくいエリア。京都でも山科は山科、京都に入っていない。いわゆる「京都どすえ」は碁盤の目の中のこと、そう、安倍晴明も一条戻り橋も一つ山向こう。このあたりは、方違えしようにもゴチャゴチャ、*観光名所は山科署と山科刑務所、特産品は夜になると「ゴッドファーザーのテーマ曲を奏でるオートバイと小中学生の上向いたハンドルなのである。嘘だと思ったら散髪屋に入ってみたらいい、何も言わなければパンチだから。パンチの程度を訊かれるから。これの状態は例えるなら、ベルギーでフランダースの犬の像を探そうとしてアントワープの旧市街の奥に迷い込んでしまった日本人観光客のようなものである。


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夜のアントワープ、ここで車止めて寝たった。

しかし、昔から京都の洛中のバランスを保っているのが、東西と南の厳ついエリア。東の山科、西の桂、南の伏見、そして陰陽道では北を押さえるのが貴船神社だったのである。碁盤の目というのは魔方陣である。この4つのバランスが崩れると洛中は妖怪であふれかえる・・・とは言っていた・・・かなあ(笑)というわけで、京都は、真ん中と北は置いといて、東西と南は厳ついのだ。当然、車やバイクのカスタム屋とかがあったり、飯屋とかでうまいのはこっちだ。祭りで喧嘩するのもこっちだ。こんなところで若いカップルがオシャレなミニクーパーでノロノロ走ってると、その内シャテコの5千円のベンツに突っ込まれるパターンや。

というわけで「ちょ、なんかこれやばいんちゃうん、道きこうよ」となったときに清々しいメテオランチが停まっていたのである。「渡りに船」、「迷子にサイクリスト」イメージ良いのだ。五条通から行くか、三条通から行くか、五条だときちゃない山越えて立体交差とかあってから清水寺、行き過ぎてしまうと堀川まで行ってしまう。三条だと蹴上げ(けあげ)から岡崎の文化ゾーンを経て東山三条左折、または行き過ぎて三条京阪、鴨川。イメージとしては三条の方がデートっぽい。お京阪先生で行こう。迷って楽しいのは三条方面だ。君、なかなかセンス良い、人を見る目がある。(笑)「まっすぐ行ったら、五条、三条、と来るから三条で左、まっすぐ行って山越えて「京都」に入ったらそこで訊いたらすぐ分かる、ごー、さん、左、分かった?ファイブ、スリー、レフト、OK?チンクエ、トレンタ、シニーストラ」と教えてあげた。その後、走っていると追いついてしまう。追い越してしまった。最後交差点でちょっと待ってみた。基本がネタ優先で生きているのだ。追い越しざまに助手席の彼女さんが胸元で手をパタパタ振っていた。あんなカップル素敵やわ。その後は逢坂(おおさか)ではなく小関越え(こぜきごえ)で大津へ。

これやこの行くも帰るも別れつつ知るも知らぬもあふさかの関

*一部誇張した表現があります。


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