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ビワイチ名物ピザ屋ファンタジスタの「今を翔ける」日記

色々なスポーツサイクルに乗ったりピザ焼いたり。

勇気

1月14日火曜日

 今日は、日赤の外来に診察に行った。腹膜炎の経過は良好であり問題になるようなことは特になかった。先生はの口癖は相変わらず、「手冷たいけどすみません」だった。今日からコンピュータのシステムが総入れ替えになったらしく、PCの画面がスッキリしていた。「まだ慣れないので時間がかかってしまいます」という言葉が謙遜に聞こえる。高校時代のテストの時には「ぜんぜんダメよ。」と言いながらも答案用紙の端を三角に折って高得点を隠していたくちだろう。

診察は問題なく終わり、精算までの待ち時間、薬局に行ったり院内を散歩したりしていた。ラウンジコーナーにいると上から検査が来た。おばあさんだった。ベッドのままで運ばれてきたので、あまり状態は良くない。大体は肺炎を併発している。押していた看護師さんのうち一人は俺の担当の方だった。検査室に行く時には脇目もふらず前を見ていたが、帰りにはこちらの目線に気付いて「こんにちは」と言いかけ、「おはようございます」と言いなおした。

ここは相変わらず受付業務が大変そうでなかなか難しい状況のようだ。今日もまた怒っている人や、文句を言っている人がいた。いや、聞いていると文句というより当然とも言えることだ。「みんな同じ状況なんだから」と言いたいところだけれど、仕方がないと思える部分もある。相手が病気なのだから、回転寿司の順番待ちで我侭を言ったり、我先に人を押しのける人たちとはわけが違う。とにかく、状態が悪い人でも、外来で受付すると、いつやってくるのかかわからない自分の診察を待って、漠然として形のない時間と戦うことになる。看護師さんが対応しているが、それでも完璧にとはいかない。

9時から9時半に予約が入っていたが、呼ばれる気配はない。しかし、文句をいう気にもならない。入院病棟では朝7時からすでに回診が始まっている。1つのフロアーをたった2名のドクターが担当しているので朝食までの時間までかかっているだろう。その間にも、誰かが悪くなるという突発事項もある。9時からの外来に余裕を持って間に合うなどということは不可能としか思えない。ただ、それでも、「忙しい」という言葉は許されない。

医療は「完全にできて当たり前の仕事」と世間では思われている。しかし、実際にはそれに従事するのは、生身の人間である。ギリギリの時間で完璧に仕事をしても、それでも文句を言われる。失敗すれば、「すみません、今後は気をつけます。」では済まない。些細な事で文句を言われても笑顔で返すのが当たり前なのだ。どんな時でも前向きにやること、勇気を持つこと、言葉で言うのは簡単だが、本当は難しい。病院に行くと「人に喜んでもらうため頑張っています」なんて甘いことはないなと思う。人に感謝される人などというのは孤独なのだ。勇気を持って前に進むことしかないのだ。勇気を持つことの大事さを教えられる。


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